「原因」と「結果」の法則

私は現在40歳、いわゆる前厄にあたる。
前厄やら迷信には半信半疑な私は全く信じず2017年がスタートした。
スタートするとそれはそれは色んな事が起きるわけで、前厄というのを信じざるを得ないほどの出来事が起きたのです。
年明けは離婚から始まります。まぁこれは今年ふっと湧いた話ではなく、一昨年から続いた話なのでこれはよしとするも、勤め先では突然の異動、これまで親しく付き合っていた・・・と思っていた上司・部下社員に相当煙たがられていたこと、異動に伴い転居が必要だったので、転居費+地方異動による車購入で相当お金を使った直後に海外赴任となったこと、過去のトラブルが最近になって顕在化し・・・などなど、言い出したらキリがないほどの事が起きています。

そんな中で消耗しきっていた私は、一時帰国の時に自分の支えになるような本を探していました。日本で何冊か買ってきた中から「原因」と「結果」の法則に触れたいと思います。

本当はオリジナルを購入したかったのですが、一時帰国中に手に入らずコミック版を購入、ここから読むことにしました。
コミック版では、物語の主人公が一つの行動をきっかけに「原因」と「結果」の法則に出会い、アレンの言葉を事例や様々な人との出会いを通じて体験し理解していくという話です。わかりやすくポイントを解説しているので読みやすくて一気に読めました。
・・・が、あくまでもポイントを絞った話になっているので、オリジナル版は欲しくなり、AmazonのKindleで電子版を購入、スマホとPCで読みました。
恥ずかしい話ですが、この本を存在を初めて知りました。1902年に書かれた本で、自己啓発のバイブル的存在という相当メジャーな本です。
この本を読んで、自分が特に心に響いた部分を感じた事を含めて書いていきます。

1.人は誰も内側で考えているとおりの人間である

その言葉どおり、自分が考えているとおりの人生を生きているということ。当たり前の話だろ!とツッコミを入れたくなると思いますが、単に意識的に考えていることだけではなくて、無意識で考えていることも含まれます。たとえば、無意識のうちに相手のことを考えず自分本位な考えや判断をしてしまった時など内に秘めていることも含めて。
そうした思いは行いという花になり、喜びや悲しみはその果実であるということ。
人間は大半が自分の悪いところを本気で向き合おうとせず、蓋をしてしまうと思います。少なくとも私はそうであったと思います。そうした思いが年月をかけて行動という花となり、今苦い果実となって出ているのかと痛感させられます。

2.環境は自分で創り出しているということ

アレンの言葉の中でとてもわかりやすい表現があります。人間の心は庭のようなものです、という事を前置きに、

ーもしあなたが自分の庭に美しい草花の種を蒔かなかったなら、そこにはやがて雑草の種が無数に舞い落ち、雑草のみが生い茂ることになります。
すぐれた園芸家は庭を耕し、雑草を取り除き、美しい草花の種を蒔き、それを育み続けます。同様に、私たちも、もしすばらしい人生を行きたいのなら自分の心の庭を掘り起こし、そこから不純な誤った思いを一掃し、そのあとに清らかな正しい思いを植えつけ、それを育み続けなければなりません。ー

つまり、何もしなければ心は荒んでいくこと、逆に人格を高める努力を惜しまずコントロールできれば人格の向上につながるということ。
自分の内側で考えていることが外側の環境と調和しているという事でいえば、その根本にある思い=人格を高めることで環境は好転するこということ。
自分の人生を振り返っても、今起きていることが単なる偶然ではなく、色んな思いの積み重ねが結果になっていると思います。その原因を考えた時、それは偶然ではなく自分が引き起こしているということ。後付けや結果論という見方もできなくはないですが、今の私にはスッと入ってきて納得させられました。

3.「原因」を改善すること

アレンは指摘しています。人間は環境を改善することには意欲的だが、自分自身を改善するにはひどく消極的であること、そして自分自身を改善するには自己犠牲が必要であることを。
自分の心に深く突き刺さる言葉です。
この間、いくつもの改善や自己成長のトライをしてきました。うまくいくものもありましたが、うまくいかないことの方が多いんです。
それは、何かを得るために何かを犠牲にしていないこと。当たり前の話ですが、健康を手に入れたければタバコをやめたりアルコールを控えたり、資格がほしければ勉強する時間をつくるために趣味や好きなことを控えたりやめたり、本当に当たり前の話なんですが、自分は恥ずかしいほどに改善をしていません。
この本に出会った後、ブログを始めました。その時にスマホゲームは全て削除しました。とても小さな些細なことですが、こうした積み重ねが大切なんだと改めて感じます。

4.本を読み終えて

自分自身が特に心に響いた部分をピックアップしました。人によって受け取り方は様々だと思いますが、どの言葉をとっても深い納得と悩み解決の道標になっています。
全体を通じて、自分の座右の書になるような良書で、コミック版の主人公のように、ノートに全てを書き写し、今の気持ちを忘れないようにしています。

今の環境は、自分の心を映す万華鏡であるということ、それを受け入れ、その上で改善をしていこうと思います。
本を読んで感じたことは自分自身のネガティブな内容かもしれませんが、逆に「原因」が明確になったことで改善に向けてポジティブになってきています。
今までは「原因」に目を向けず、環境のせい、つまり他責ばかりにして自分でストレスを増やしていました。他責にしていたら改善の道は掴めません。思い当たる「原因」に対し、改善出来ることを精一杯努力する、これしか道がありませんし出来ることをし尽したなら自分でも納得できます。

人間弱いもので、私は色んな事を思い出してはネガティブな方に思考が行きがちです。その時はこの本の最後の言葉「静かにしていなさい、穏やかにしているのです!」と心のなかで繰り返し呟くようにしています。

これから先、自分の人生がどうなるかわかりませんが、多くのことを求めず、穏やかに生きる、その為に今感じていることを実践し、継続していきたいと思います。

今、私と同じように色んな事が起きて悩んでいる方、解決の出口が見えず人にもあまり相談できる状況にない方、そんな状況から一歩踏み出したい方に是非おすすめしたい本です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする